YouTube のクリップとは、動画やライブ配信の好きな場面を5秒から60秒の長さで切り出し、リンクや埋め込みで共有できる機能です。動画の下のその他アイコンから「クリップ」を選び、タイトルと範囲を決めて共有します。クリップは一般公開され、元の動画を見られる人なら誰でも視聴できます(2026年10月時点の YouTube ヘルプ)。
長い動画の「ここだけ見てほしい」という場面を友人に送るとき、クリップを使えば時間を指定して説明する必要がなくなります。一方で、自分の動画を勝手に切り取られたくないクリエイター向けの設定もあります。2026年10月26日に確認した YouTube の公式ヘルプをもとに、視聴者とクリエイターの両方の使い方をまとめます。
クリップの基本ルール
| 項目 | 公式ヘルプの内容 |
|---|---|
| 長さ | 5秒から60秒 |
| 再生のされ方 | 元の動画の再生ページでループ再生される |
| タイトル | 最大140文字 |
| 公開範囲 | 一般公開。元の動画も見られる人なら誰でも視聴と共有ができる |
| 共有の方法 | 埋め込み、ソーシャル ネットワーク、メール、リンクのコピー |
クリップは元の動画の再生ページで再生されるため、見た人はそのまま元の動画を最初から見ることもできます。切り出した部分だけが別の動画として投稿されるわけではありません。
クリップを作って共有する手順
- YouTube にログインします。
- クリップを作りたい動画に移動します。
- その他アイコンから「クリップ」を選択します。
- クリップのタイトルを入力します(最大140文字)。
- クリップにする部分を選びます。スライダーをドラッグして、最短5秒から最長60秒の範囲に調整します。
- 「クリップを共有」をクリックします。
- 埋め込み、ソーシャル ネットワーク、メール、リンクのコピーから共有方法を選びます。
- 埋め込む: ウェブサイトにクリップを埋め込めます。
- ソーシャル ネットワーク: Facebook や X(旧 Twitter)などで共有できます。
- メール: パソコンのデフォルトのメール ソフトウェアで送れます。
- リンクをコピー: クリップのリンクをコピーして、別の場所に貼り付けられます。
作ったクリップは、マイページの「自分のクリップ」にまとまります。何を作ったか忘れてしまっても、ここで一覧として確認できます。
作ったクリップを削除する手順
- YouTube にログインします。
- 左側のメニューの「マイページ」セクションで「自分のクリップ」をクリックします。
- 削除するクリップを探し、その他アイコンを選択します。
- 「クリップを削除」、「完全に削除」の順にタップします。
公式ヘルプによると、クリップを削除すると YouTube からも削除され、クリップの URL を知っている人も、元の動画を持っているクリエイターも、そのクリップにアクセスできなくなります。送ったリンクを無効にしたいときは、削除がそのまま有効です。
クリエイターがクリップを禁止する設定
自分の動画をクリップにされたくない場合は、YouTube Studio で視聴者のクリップ作成を止められます。
- YouTube Studio にログインします。
- 左側のメニューで「設定」をクリックします。
- 「チャンネル」、「詳細設定」の順に選びます。
- 「クリップ」で「コンテンツのクリップを視聴者に許可する」のチェックをオフにします。
- 「保存」をクリックします。
意外と知られていないのが、もっと細かい止め方もあることです。特定のユーザーをチャンネルの「非表示のユーザー」に追加すると、その人は動画やライブ配信のクリップを作れなくなります。また、ブロックする単語のリストに入れた言葉は、クリップのタイトルにも使えなくなります。クリップ全体は許可したまま、荒らし対策だけをしたいときに役立ちます。
自分の動画から作られたクリップを確認する
クリエイターは、自分の動画から作られたクリップを YouTube Studio で見られます。左側のメニューの「コンテンツ」で動画を選び、左側の「クリップ」を開くと、クリップの表示、再生、共有ができます。チャンネルの「ホーム」タブには「上位のコミュニティ クリップ」というセクションも追加でき、自分や視聴者が作った人気動画のクリップを並べられます。追加は「カスタマイズ」の「注目セクション」から行います。
ショートの「切り抜き」との違い
名前が似ている機能に、ショート動画の作成ツールの「切り抜き」があります。こちらは他の動画の一部を1秒から5秒サンプリングして、自分のショート動画の中に入れる機能で、クリップとは別物です。友人に場面を見せたいだけならクリップ、自分の作品として投稿したいならショートの作成ツールと覚えておくと迷いません。動画全体や時間を指定して共有したい場合は YouTube の共有方法 を、ショートの作り方は YouTube ショートの作り方 を参考にしてください。
私の結論
クリップは、5秒から60秒の名場面を相手に届けるいちばん手早い方法です。その他アイコンから「クリップ」を選び、タイトルと範囲を決めるだけで、リンクにも埋め込みにも使えます。ただし一般公開されるので、送りたくない場面は作らないことです。クリエイターの方は、全面禁止の前に「非表示のユーザー」とブロックする単語で荒らしだけを止める方法を試すのが私のおすすめです。
よくある質問
YouTube のクリップとは何ですか?
動画やライブ配信の一部を5秒から60秒の長さで切り出し、リンクや埋め込みで共有できる機能です。元の動画の再生ページでループ再生されます。
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クリップは何秒まで作れますか?
最短5秒、最長60秒です。スライダーをドラッグして範囲を調整します。
作ったクリップは誰が見られますか?
クリップは一般公開されるため、クリップにアクセスでき、元の動画も視聴できる人なら誰でも視聴と共有ができます。
作ったクリップはどこで確認できますか?
左側のメニューの「マイページ」セクションにある「自分のクリップ」で確認できます。
クリップを削除するとリンクはどうなりますか?
YouTube からも削除され、クリップの URL を知っている人も、元の動画のクリエイターもアクセスできなくなります。
自分の動画をクリップされないようにできますか?
YouTube Studio の「設定」、「チャンネル」、「詳細設定」で「コンテンツのクリップを視聴者に許可する」のチェックをオフにして保存します。
特定の人だけクリップを作れないようにできますか?
その人をチャンネルの「非表示のユーザー」に追加すると、動画やライブ配信のクリップを作れなくなります。
クリップはどんな方法で共有できますか?
ウェブサイトへの埋め込み、Facebook や X(旧 Twitter)などのソーシャル ネットワーク、メール、リンクのコピーの4つから選べます。
クリップのタイトルは何文字まで入りますか?
最大140文字です。ブロックする単語のリストに入れた言葉はタイトルに使えません。


