YouTube のモデレーターとは、クリエイターが信頼して、動画のコメントやライブ配信のチャットの確認と管理を任せるユーザーです。モデレーターはメッセージの削除、10秒から24時間までのタイムアウト、ユーザーの非表示ができます。標準モデレーターと、より多くの権限を持つ管理モデレーターの2種類があります(2026年10月時点の YouTube ヘルプ)。
ライブ配信のチャットが荒れたとき、配信しながら一人で対応するのは大変です。モデレーターを決めておけば、信頼できる人に見張りを任せられます。2026年10月26日に確認した YouTube の公式ヘルプをもとに、モデレーターにできることと、その使い分けをまとめます。
モデレーターの役割
公式ヘルプによると、モデレーターは、コミュニティのメンバーがチャンネルのコンテンツを快適かつ安全に楽しめるよう、クリエイターが信頼して支援を依頼するユーザーです。動画に書かれたコメントや、ライブ配信中のチャットで参加者が送ったメッセージを確認し、管理します。モバイルを使っているモデレーターは、チャットの管理設定から AI による要約の生成を配信ごとに無効にすることもできます。
モデレーターにできること
| 操作 | 内容 |
|---|---|
| チャンネル アクティビティの確認 | 管理操作の前に、チャット フィードからユーザーの一般公開の履歴を見られる |
| メッセージの削除 | 不適切なメッセージを、すべての返信とともにチャットから完全に削除する |
| タイムアウト | 特定のユーザーがチャットでメッセージを送ることを一時的に禁止する |
| ユーザーの非表示 | そのユーザーのチャット メッセージとコメントを他の視聴者に表示しない |
タイムアウトの時間
タイムアウトの時間は、10秒から24時間の間で次の6つから選びます。タイムアウトされたユーザーは、その時間内はメッセージを送れません。
- 10秒
- 1分
- 5分
- 10分
- 30分
- 24時間
短い時間は熱くなりすぎた人を落ち着かせるため、24時間は配信中ずっと止めておきたい相手に使う、と考えると選びやすくなります。
非表示とタイムアウトの違い
非表示は、ガイドラインや警告を無視して不適切なメッセージを繰り返し送る人に使う、より強い対応です。チャンネルで誰かを非表示にすると、その人のチャット メッセージやコメントは他の人に表示されなくなります。意外と知られていないのが、非表示にされたことは本人には通知されないという点です。また、チャットで非表示にすると、コメントでも非表示になります。非表示にした人は、YouTube Studio の「設定」、「コミュニティの管理」、「ユーザー管理」タブの「非表示のユーザー」に表示され、名前の横の「X」をクリックすると再表示できます。
チャンネル アクティビティで分かること
パソコンでは、クリエイターとモデレーターがチャット フィードのメニューから「チャンネル アクティビティ」を開くと、ユーザーの一般公開の履歴を確認できます。表示されるのは次の情報です。
- 公開プロフィール写真
- 公開ハンドル
- YouTube の利用開始日
- チャンネル登録者数
- 一般公開のチャット メッセージ(配信あたり最大50件)
- 過去1年間にそのユーザーに行われた管理操作の数(削除、タイムアウト、非表示)
初めて見る名前の人をすぐに止めるべきか迷ったときは、ここで過去の管理操作の数を見てから判断できます。
パソコンでチャットを管理する操作
パソコンでは、キーボードの Alt キー(Windows)または Option キー(Mac)を押したままメッセージにカーソルを合わせると、チャット フィードが一時停止し、メッセージの削除、ユーザーのタイムアウト、ユーザーの非表示のオプションが表示されます。流れの速いチャットでも、止めてから操作できるので押し間違いを防げます。チャット フィードでの「モデレーターとしてのアクティビティ」の表示は、デフォルトではオフになっています。
モデレーターと組み合わせたいチャットの設定
チャットへの参加をチャンネル登録者に限定する設定もあります。視聴者がチャットに参加するのに必要なチャンネル登録期間も指定でき、ライブ配信やプレミア公開の前でも最中でも変えられます。登録者限定のチャットに参加すると、その人がチャンネルに登録していることが他の視聴者に分かる点は覚えておいてください。低速モードと登録者限定のチャットは同時に使えますが、メンバー限定のチャットと登録者限定のチャットは同時に使えません。ライブ配信が終わったあとは、チャットのリプレイでアーカイブに過去のチャットが同じタイミングで表示されます。リプレイはデフォルトでオンです。
標準モデレーターと管理モデレーター
モデレーターには、標準モデレーターと管理モデレーターの2種類があり、管理モデレーターには標準モデレーターより多くの権限が付きます。たとえば、不適切な可能性のあるチャット メッセージを自動で保留する設定を変えるには、チャンネルの所有者か管理モデレーターである必要があります。また、低速モードの投稿間隔の制限は、チャンネルの所有者、モデレーター、チャンネル メンバーには適用されません。コメント モデレーターが書いたリンク付きのコメントも、リンクのブロックの対象外です。
チャットの見え方については YouTube ライブチャットの見方 を、特定のチャンネルからの書き込みを止める方法は YouTube でチャンネルをブロックする方法 を参考にしてください。
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私の結論
モデレーターは、配信中のチャットを守るための信頼できる助っ人です。まずは短いタイムアウトで様子を見て、繰り返す人だけを非表示にする、という順番を決めておくと対応がぶれません。自動保留の設定まで任せたいなら管理モデレーター、見張りだけなら標準モデレーターと、任せる範囲で種類を選ぶのが私のおすすめです。
よくある質問
YouTube のモデレーターとは何ですか?
クリエイターが信頼して、動画のコメントやライブ配信のチャットの確認と管理を任せるユーザーです。
モデレーターは何ができますか?
メッセージの削除、ユーザーのタイムアウト、ユーザーの非表示、チャット フィードからのチャンネル アクティビティの確認ができます。
タイムアウトは何分ですか?
10秒、1分、5分、10分、30分、24時間の6つから選べます。
非表示にされたことは相手に通知されますか?
通知されません。非表示にした人のチャット メッセージとコメントは他の人に表示されなくなります。
標準モデレーターと管理モデレーターの違いは?
管理モデレーターには標準モデレーターより多くの権限があり、チャットの自動保留の設定を変えることもできます。
モデレーターは低速モードの制限を受けますか?
受けません。低速モードの制限は、チャンネルの所有者、モデレーター、チャンネル メンバーには適用されません。
メッセージを削除すると返信はどうなりますか?
メッセージを削除すると、すべての返信とともにチャットから完全に削除されます。
登録者だけがチャットできるようにできますか?
できます。チャットへの参加をチャンネル登録者に限定し、必要なチャンネル登録期間も指定できます。
チャンネル アクティビティでは何が見られますか?
公開プロフィール写真、ハンドル、利用開始日、登録者数、配信あたり最大50件のチャット メッセージ、過去1年間の管理操作の数です。


