YouTube 公式の編集アプリは YouTube Create ですが、2026年10月時点の公式ヘルプの対応地域の一覧に日本は含まれていません。日本で使える YouTube 公式の編集手段は、パソコンの YouTube Studio にある動画エディタと、YouTube アプリのショート動画の作成ツールです。Studio のエディタなら、アップロード済みの動画の先頭や途中を、URL や再生回数を保ったままカットできます。
YouTube に投稿する動画を編集したいとき、まず気になるのが YouTube 自身の編集アプリです。ところが日本では、公式の編集アプリをそのまま使えない状況があります。2026年10月26日に確認した YouTube の公式ヘルプをもとに、使える公式の手段をまとめます。
YouTube Create とは
公式ヘルプによると、YouTube Create は使いやすいツールを備えた動画編集アプリで、長尺動画とショート動画を無料、広告なしで編集できます。ダウンロードの条件は次の3つです。
- Google アカウントでログインしている
- YouTube Create を利用できる国や地域に住んでいる
- Android、または iOS 17 以降を搭載した iPhone XR 以降のモデルを使っている
対応地域のページでは、Android は 4 GB 以上の RAM を搭載したスマホが条件とされています。
日本は対応地域に入っているか
2026年10月26日に確認した対応地域の一覧には、アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、カナダ、フィンランド、フランス、ドイツ、香港、インド、インドネシア、アイルランド、オランダ、ニュージーランド、シンガポール、韓国、スペイン、台湾、タイ、トルコ、英国、米国が並んでいますが、日本はありません。ヘルプには、今後ほかの国や地域でも利用できるようになる可能性があると書かれています。
| 公式の編集手段 | 日本で使えるか | 向いている作業 |
|---|---|---|
| YouTube Create アプリ | 対応地域の一覧に日本なし | スマホでの長尺とショートの編集 |
| YouTube Studio の動画エディタ | 使える | アップロード済みの動画のカット |
| YouTube アプリのショートの作成ツール | 使える | ショートの撮影、音声のリミックス、テンプレート |
YouTube Studio の動画エディタでカットする
パソコンの YouTube Studio では、アップロードした動画の先頭、途中、末尾をカットできます。公式ヘルプによると、カットのために動画をアップロードし直す必要はなく、動画の URL、視聴回数、コメントはそのまま維持されます。この機能は6時間未満の動画で使えます。
- YouTube Studio にログインします。
- 左側のメニューから「コンテンツ」を選択します。
- 編集する動画のタイトルまたはサムネイルをクリックします。
- 左側のメニューで「エディタ」を選択します。
- 先頭や最後を切るときは「トリミングとカット」を選び、青いボックスの端を残したい部分までドラッグして「保存」をクリックします。
途中の一部を消したいときは、「トリミングとカット」から「新しい切り抜き」を選びます。赤いボックスが表示されるので、削除したい部分を覆うようにドラッグして確定し、「保存」をクリックします。時間を入力して範囲を指定することもでき、「プレビュー」で確認してから保存できます。
区切った部分を元に戻したいときは「元に戻す」をクリックします。保存するまでは何度でもやり直せるので、まずプレビューで確認する習慣をつけると、必要な場面まで消してしまう失敗を防げます。
意外と知られていないのが、再生回数が多い動画の制限です。公式ヘルプには、視聴回数が10万回を超えている未編集の動画では、顔のぼかし処理を除いて変更を保存できないことがあると書かれています。ただし YouTube パートナー プログラムに参加しているチャンネルには、この制限は適用されません。Studio の画面の全体像は YouTube Studio とは? で解説しています。
ショートはアプリの作成ツールで編集する
ショート動画は、YouTube アプリのショートの作成ツールで撮影から編集まで行えます。作成ツールのリミックス機能を使えば、他の動画の音声を使ったり、テンプレートにクリップを当てはめたりできます。ミュージック ビデオの音声は最大90秒まで使えますが、一部の動画は30秒に制限されます。撮り方の基本は YouTube ショートの作り方 にまとめています。
他の編集アプリを使うときの注意
公式ヘルプは、他のツールで作ったショート動画をアップロードする場合、動画に含まれる著作権で保護された素材について YouTube での使用が許可されていることを確認するよう求めています。外部の編集アプリで作った動画を投稿する流れは YouTube に動画を投稿する方法 を参考にしてください。
私の結論
YouTube 公式の編集アプリ YouTube Create は、2026年10月時点では日本の対応地域に入っていません。日本で公式の道具だけを使うなら、長い動画は投稿後に YouTube Studio のエディタでカットし、ショートは YouTube アプリの作成ツールで仕上げるのが確実です。Studio のエディタは URL も再生回数も残るので、公開したあとに気づいた不要な部分を消すのにいちばん向いていると私は考えています。
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よくある質問
YouTube 公式の編集アプリはありますか?
YouTube Create という公式の動画編集アプリがあり、長尺動画とショート動画を無料、広告なしで編集できます。
YouTube Create は日本で使えますか?
2026年10月26日に確認した公式ヘルプの対応地域の一覧には、日本が含まれていません。
YouTube Create を使える端末の条件は?
Android は 4 GB 以上の RAM を搭載したスマホ、iPhone は iOS 17 以降を搭載した iPhone XR 以降のモデルです。
日本で使える YouTube 公式の編集方法は?
パソコンの YouTube Studio の動画エディタと、YouTube アプリのショート動画の作成ツールです。
Studio でカットすると再生回数は消えますか?
消えません。動画の URL、視聴回数、コメントはそのまま維持され、アップロードし直す必要もありません。
何時間の動画まで Studio でカットできますか?
公式ヘルプによると、この機能は6時間未満の動画で使えます。
動画の途中だけを削除できますか?
できます。「トリミングとカット」から「新しい切り抜き」を選び、赤いボックスで削除したい部分を覆って確定し、「保存」をクリックします。
YouTube Create は iPhone のどの機種で使えますか?
iOS 17 以降を搭載した iPhone XR 以降のモデルです。ただし対応地域に住んでいることも条件です。
再生回数が多い動画を編集できないのはなぜですか?
視聴回数が10万回を超えている未編集の動画では、顔のぼかし処理を除いて変更を保存できないことがあります。YouTube パートナー プログラムのチャンネルには適用されません。


