YouTube のメンションとは、動画のタイトルや説明に「@」に続けてチャンネル名やハンドルを入れ、別のチャンネルを紹介する機能です。メンションされたチャンネルには受信トレイに通知が届きますが、すべてのメンションが通知されるわけではありません。メンションされても、その動画が自分のファンに表示されやすくなることはありません(2026年10月時点の YouTube ヘルプ)。
動画の説明欄で「@」から始まる名前を見かけたことがある人は多いと思います。これがメンションです。コラボ相手を紹介したいとき、参考にした動画の作者を示したいときに便利ですが、通知の仕組みや効果には誤解も多くあります。2026年10月26日に確認した YouTube の公式ヘルプをもとに、使い方と注意点をまとめます。
メンションのやり方
動画のタイトルまたは説明を作成、編集するときに、次の手順で追加します。
- 「@」記号の後にチャンネル名またはハンドルを入力します。
- 表示されるおすすめリストから、チャンネル名またはハンドルを選びます。
公式ヘルプによると、メンションできるクリエイターの人数に決まった上限はなく、入力フィールドの文字数制限に収まる範囲で何人でもメンションできます。
ハンドルとチャンネル名の違い
メンションでよく使うのがハンドルです。ハンドルはチャンネル固有の短い識別子で、「@」記号で始まり、チャンネル名とは別のものです。1つのチャンネルで持てるハンドルは1つだけで、コメント、メンション、チャット、ショート動画などに表示されます。
| 項目 | ハンドルのルール |
|---|---|
| 先頭の文字 | 「@」記号で始まる |
| 1つのチャンネルが持てる数 | 1つだけ |
| 文字数(平仮名、片仮名) | 2〜20文字 |
| 文字数(漢字) | 1〜10文字 |
| 使えないもの | すでに使われているもの、URL や電話番号のように見えるもの |
名前とハンドルを変える手順は YouTube の名前を変更する方法 にまとめています。
日本語のハンドルをメンションするときの注意
ハンドルには日本語も使えますが、公式ヘルプには、A〜Z の英字、0〜9 の数字、区切り文字以外を含むハンドルの注意点が書かれています。対応するキーボードがない人は、ハンドルを入力して検索しにくくなる可能性があります。また、YouTube 以外の一部のアプリやウェブサイトでは、youtube.com/@ から始まるリンクが正しく表示されないことがあり、共有アイコンから外部アプリに共有すると、ハンドルの URL ではなくチャンネル ID の URL が使われることがあります。
海外の視聴者にも紹介したいチャンネルや、外部サイトでもよく紹介されるチャンネルなら、英数字のハンドルのほうが扱いやすい場面があります。また、モバイルからコメントしてチャンネルが作られた場合などには、YouTube がチャンネル名をもとにハンドルを自動で割り当てることがあります。ハンドルは YouTube Studio または youtube.com/handle でいつでも確認、編集できます。
自分へのメンションを確認する
- YouTube Studio にログインします。
- 左側のメニューから「コメント」を選びます。
- 「メンション」タブを選びます。
ここを見れば、通知が来なかったメンションも含めて、自分がどこで紹介されたかを確かめられます。
メンションされたくないときの設定
- YouTube にログインし、右上のプロフィール写真から「設定」をクリックします。
- 左側のメニューから「プライバシー」を選びます。
- 「ユーザーが私のことをメンションするのを許可する」をオフにします。
見落としやすいポイント
意外と知られていないのが、メンションの通知の仕組みです。公式ヘルプには、必ずしもすべてのメンションの通知が届くわけではなく、チャンネル登録者数が近いクリエイターからメンションされた場合など、重要なメンションが通知されると書かれています。大きなチャンネルをメンションしても、相手に通知が届くとは限りません。相手に気づいてほしいなら、メンションだけに頼らず、相手が希望する方法で直接連絡するほうが確実です。通知の受け取り方は YouTube の通知設定 も参考にしてください。
もう1つは効果の誤解です。他のユーザーの動画でチャンネル名やハンドルがメンションされても、その動画が自分のチャンネルのファンに表示されやすくなることはありません。一方で、コラボレーションのヒントの記事では、動画のタイトルや説明でチャンネルをメンションすると、視聴者が動画を検索したときに見つけやすくなると案内されています。メンションは、おすすめを増やす仕掛けではなく、見つけやすさと紹介のための機能と考えるのがよいでしょう。コラボ相手や参考にした動画の作者を示すときに使うのが自然です。
私の結論
メンションは、タイトルや説明に「@」とハンドルを入れるだけで、別のチャンネルをはっきり紹介できる機能です。ただ、通知は重要なものに絞られ、メンションしたからといって相手のファンに動画が届くわけでもありません。紹介の礼儀として使い、相手への連絡やコラボの依頼は別に行う、という使い分けがおすすめです。
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よくある質問
YouTube のメンションとは何ですか?
動画のタイトルや説明に「@」に続けてチャンネル名やハンドルを入れ、別のチャンネルを紹介する機能です。
メンションはどうやって入れますか?
タイトルや説明の入力欄で「@」の後にチャンネル名またはハンドルを入力し、表示されるおすすめリストから選びます。
何人までメンションできますか?
入力フィールドの文字数制限に収まる範囲であれば、何人でもメンションできます。
メンションすると相手に通知は届きますか?
受信トレイに通知が届く仕組みですが、すべてのメンションが通知されるわけではありません。登録者数が近いクリエイターからのものなど、重要なメンションが通知されます。
メンションされると自分の動画が伸びますか?
他のユーザーの動画でメンションされても、その動画が自分のファンに表示されやすくなることはないと公式ヘルプに書かれています。
自分がメンションされた場所はどこで分かりますか?
YouTube Studio の「コメント」から「メンション」タブを開くと確認できます。
メンションされないようにできますか?
できます。「設定」の「プライバシー」で「ユーザーが私のことをメンションするのを許可する」をオフにします。
日本語のハンドルでもメンションできますか?
できます。ただし対応するキーボードがない人は検索しにくく、外部アプリでは youtube.com/@ のリンクが正しく表示されないことがあります。
ハンドルとチャンネル名は同じものですか?
違います。ハンドルは「@」で始まるチャンネル固有の識別子で、チャンネル名とは別のものです。1つのチャンネルが持てるハンドルは1つだけです。


