YouTube の NGワード設定は、YouTube Studio の「ブロックする単語」で行います。設定、コミュニティの管理、コンテンツ管理の順に開き、単語やフレーズをカンマ区切りで入力して保存します。その言葉を含むコメントや、ほぼ一致するコメントは最大60日間保留され、承認しない限り公開されません。チャットのメッセージもブロックされます(2026年10月時点の YouTube ヘルプ)。
同じ悪口や宣伝が何度も書き込まれると、そのたびに削除するのは大変です。NGワードを登録しておけば、公開される前に止められます。2026年10月26日に確認した YouTube の公式ヘルプをもとに、登録の手順と、思っていたのと違う動きをする場面をまとめます。
ブロックする単語を登録する手順
- パソコンで YouTube Studio にログインします。
- 設定アイコンをクリックします。
- 「コミュニティの管理」、「コンテンツ管理」の順にクリックします。
- 「ブロックする単語」に、単語やフレーズをカンマ区切りで入力します。
- 「保存」をクリックします。
公式ヘルプによると、この「ブロックする単語」は、コメント、チャット、コミュニティの投稿で特定の単語をブロックするための設定です。同じ画面には、ハッシュタグや URL を含むコメントと視聴者の投稿を保留する「リンクテキスト」のオプションもあります。宣伝目的のリンクが多いチャンネルは、両方をあわせて使うと効果的です。
NGワードを含むコメントはどうなるか
| 対象 | 公式ヘルプの扱い |
|---|---|
| NGワードを含むコメント | 最大60日間保留される |
| NGワードとほぼ一致するコメント | 同じく保留される |
| 承認済みユーザーのコメント | 保留の対象外 |
| チャットのメッセージ | ブロックされる |
| クリップのタイトル | NGワードは使えない |
| 保留中のコメントの確認場所 | 「コメント」ページの「保留中」タブ |
保留されたコメントは、YouTube Studio の「コメント」ページの「保留中」タブで確認と承認ができます。承認しない限り公開されません。誤って止まった普通のコメントを見つけたら、ここから承認すれば表示されます。
見落としやすいポイント
意外と知られていないのが、完全一致だけでなく「ほぼ一致する」言葉も保留される点です。公式ヘルプには、ブロックする単語、またはそれらの語句とほぼ一致するコメントが保留されると書かれています。短すぎる言葉を登録すると、関係のないコメントまで止まることがあるので、最初は具体的なフレーズから登録して、保留中のタブを見ながら調整するのが安全です。
もう一つは、動画ごとに分けられないことです。公式ヘルプのよくある質問では、特定の単語、リンク、ユーザーのブロックを1つの動画だけに適用できるかという質問に「いいえ」と答えています。単語のブロックは、すべての動画とチャンネルのホームページに自動で適用されます。ある動画だけで使われる言葉を登録すると、他の動画でも同じように保留されます。
「リンクテキスト」をオンにした場合、ハッシュタグやリンクを含むコメントも「保留中」タブで最大60日間確認と承認ができます。ただし、リンクを含むコメントがチャンネルの所有者本人、コメント モデレーター、承認されたユーザーのものであれば、ブロックされません。運営側の告知まで止まる心配はありません。
設定を変えたときに影響を受けるコメント
ブロックする単語を追加したり変更したりすると、その変更は今後のコメントに適用されます。すでに公開されているコメントが後から消えるわけではありません。過去のコメントを消したい場合は、個別に削除するか、そのユーザーを非表示にする方法になります。特定のユーザーを非表示にすると、その人のコメントはどの動画にも表示されなくなります。
ライブ配信のチャットでの使い方
ブロックする単語はライブ配信のチャットにも効きます。公式ヘルプのチャット管理の案内では、特定の単語を含むチャット メッセージ、または特定の単語にほぼ一致するチャット メッセージをブロックするには、YouTube Studio でブロックする単語のリストを作るよう案内されています。配信の前に登録しておけば、配信中に慌てて削除する手間が減ります。チャットの見え方については YouTube ライブチャットの見方 も参考にしてください。
自動の保留機能との組み合わせ
コメントの管理には、YouTube が不適切な可能性のあるコメントを自動で保留する「基本」と「厳格」の設定もあります。「基本」はスパム、個人的な宣伝、意味不明の発言、不適切な可能性があるコメントを保留し、「厳格」にすると保留されるコメントの数が増えます。公式ヘルプは、これらの設定は AI で検出するため常に正しいとは限らないと書いています。NGワードは自分で決めた言葉を確実に止める仕組み、自動の保留は幅広く拾う仕組みと考えて、両方を使い分けるのがおすすめです。
特定の相手からの書き込みを止めたいときは、言葉ではなく相手を止める方法もあります。手順は YouTube でチャンネルをブロックする方法 にまとめています。
私の結論
YouTube の NGワードは、YouTube Studio の設定、コミュニティの管理、コンテンツ管理にある「ブロックする単語」に入れるだけで、コメントとチャットとクリップのタイトルにまとめて効きます。ほぼ一致する言葉も止まり、全動画に適用され、既存のコメントには効かないという3つの動きを知っておけば、思わぬ取りこぼしや止めすぎを防げます。最初は具体的なフレーズだけを登録し、保留中のタブを1週間ほど見て調整するのが私のおすすめです。
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よくある質問
YouTube の NGワードはどこで設定しますか?
YouTube Studio の設定アイコンから「コミュニティの管理」、「コンテンツ管理」を開き、「ブロックする単語」に入力して保存します。
NGワードは複数まとめて登録できますか?
できます。単語やフレーズをカンマ区切りで入力します。
NGワードを含むコメントは削除されますか?
削除ではなく最大60日間保留され、承認しない限り公開されません。「コメント」ページの「保留中」タブで確認できます。
似た言葉も止まりますか?
止まります。ブロックする単語とほぼ一致するコメントも保留の対象になります。
特定の動画だけに NGワードを設定できますか?
できません。単語のブロックはすべての動画とチャンネルのホームページに自動で適用されます。
ライブ配信のチャットにも効きますか?
効きます。ブロックする単語を含むチャット メッセージ、またはほぼ一致するメッセージもブロックされます。
登録前に書かれたコメントも消えますか?
消えません。ブロックする単語の変更は今後のコメントに適用されます。
保留中のコメントは何語で確認できますか?
公式ヘルプによると、保留中のコメントは100以上の言語で確認できます。
NGワードはクリップにも関係しますか?
関係します。ブロックする単語に指定した言葉は、動画やライブ配信のクリップのタイトルに使えなくなります。


