YouTube のシークレットモードは、モバイルの YouTube アプリで、検索履歴や再生履歴を残さずに動画を見られる機能です。プロフィール写真、「アカウント」、「シークレット モードをオンにする」の順にタップすると使えます。ログインしているときだけ使え、操作のない状態が90分以上続くと自動で終わります(2026年10月時点の YouTube ヘルプ)。
家族の端末で調べものをしたいとき、自分のおすすめを崩したくないときに便利なのがシークレットモードです。ただし、ブラウザのシークレットウィンドウとは仕組みが少し違い、知らないと「勝手に元のアカウントに戻った」と感じる場面があります。2026年10月26日に確認した YouTube の公式ヘルプをもとに、使い方と注意点をまとめます。
シークレットモードで何が変わるのか
公式ヘルプによると、シークレットモードでは、アカウントの検索履歴や再生履歴が残らず、それらの影響を受けないセッションで YouTube を閲覧できます。オンにしている間、YouTube アプリはログインしていない状態のように動作し、チャンネル登録や再生履歴などのアカウントのアクティビティが YouTube の使い方に影響を与えなくなります。
このセッションのアクティビティはアカウントにリンクされません。ヘルプには、データの使用は Google のプライバシー ポリシーに準拠すると書かれています。つまり、アカウントの履歴には残りませんが、通信そのものが消えるという意味ではない点は覚えておいてください。
| 項目 | 通常のログイン中 | シークレットモード中 |
|---|---|---|
| 検索履歴 | アカウントに保存される | 保存されない |
| 再生履歴 | アカウントに保存される | 残らない |
| おすすめ | 履歴と登録チャンネルをもとに表示 | それらの影響を受けない |
| コメントやチャンネル登録 | そのまま使える | ログインが求められる |
| 画面の表示 | 通常どおり | 画面下部に黒いバーが表示され続ける |
シークレットモードをオンにする手順
- YouTube アプリにログインします。
- 画面上部のプロフィール写真をタップします。
- 「アカウント」をタップします。
- 「シークレット モードをオンにする」をタップします。
オンになると、閲覧中は画面下部に黒いバーが表示され続けます。今どちらの状態なのか分からなくなったら、このバーがあるかどうかで判断できます。公式ヘルプでは、この機能を使えるのはログインしている場合のみと案内されています。ログインしていない状態ではメニューに出てきません。
オフにしたとき、自動で終わるとき
シークレットモードをオフにすると、オンにする前に使っていたアカウントに戻ります。また、操作のない状態が90分以上続くとシークレットモードは終了し、最後に使ったアカウントに戻ります。動画を流しっぱなしにして寝てしまい、翌朝開いたら通常の画面に戻っていた、というのはこの仕組みによるものです。
戻ったあとに見た動画は通常どおり再生履歴に残ります。続けて履歴を残したくない場合は、もう一度オンにし直してください。
シークレットモードでできないこと
コメントの投稿やチャンネル登録など、一般公開される操作をしようとすると、その操作を完了するためにログインが求められます。シークレットのまま誰かのチャンネルを登録したり、匿名でコメントしたりすることはできません。アカウントに結びつく公開の操作をしたいなら、シークレットモードを終えてから行う必要があります。
見落としやすいポイント
意外と知られていないのが、公式ヘルプのこの案内がモバイル デバイス向けの記事だという点です。パソコンで履歴を残したくないときは、再生履歴を一時的にオフにするか、見た動画をあとから削除する方法になります。消し方は YouTube の履歴を削除する方法 にまとめています。
もう一つは、おすすめへの影響です。YouTube のおすすめは再生履歴と登録チャンネルをもとに作られます。シークレットモードで見た動画は履歴に残らないので、子ども向けの動画や仕事の調べものを自分のアカウントで見ても、ホームのおすすめが崩れにくくなります。すでに崩れてしまったホームを整えたい場合は YouTube のおすすめをリセットする方法 を参考にしてください。
再生履歴をオフにする方法との違い
履歴を残さない方法には、再生履歴そのものをオフにするやり方もあります。ただし公式ヘルプによると、最近の再生履歴が少なく、その履歴に基づくおすすめを希望しないと指定している場合、トップページのおすすめなどの機能は無効になります。再生履歴をオフにしたままだとホームが空になりやすいのに対し、シークレットモードは終わればもとのアカウントに戻るので、普段のおすすめはそのまま残ります。一時的に履歴を残したくないだけなら、シークレットモードのほうが手軽です。
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こんなときに使うと便利です
- 家族や友人のスマホで、自分のアカウントのまま一時的に別の動画を見たいとき
- 仕事や学校の調べもので、おすすめに影響させたくない動画を見るとき
- 検索した言葉をあとから候補に出したくないとき
- 子どもに動画を見せる間だけ、自分の再生履歴を残したくないとき
私の結論
シークレットモードは、アカウントの履歴を守るための一時的なスイッチです。オンにするのはプロフィール写真、「アカウント」、「シークレット モードをオンにする」の3ステップで、画面下部の黒いバーが目印です。90分操作しないと自動で終わること、コメントや登録はできないことの2点だけ押さえておけば、迷わず使えます。長く履歴を残したくない場合は、再生履歴の設定そのものを見直すのが私のおすすめです。
よくある質問
YouTube のシークレットモードとは何ですか?
検索履歴や再生履歴をアカウントに残さず、それらの影響を受けないセッションで YouTube を見られるモバイルアプリの機能です。
シークレットモードはどこでオンにしますか?
YouTube アプリでプロフィール写真をタップし、「アカウント」、「シークレット モードをオンにする」の順に進みます。ログインしている場合のみ使えます。
シークレットモードは勝手に終わりますか?
操作のない状態が90分以上続くと自動で終了し、最後に使ったアカウントに戻ります。
シークレットモード中かどうかはどうやって分かりますか?
閲覧中は画面下部に黒いバーが表示され続けます。バーがあればシークレットモード中です。
シークレットモードでコメントやチャンネル登録はできますか?
できません。一般公開される操作をしようとすると、完了するためにログインが求められます。
シークレットモードで見た動画はおすすめに影響しますか?
アカウントの再生履歴には残らず、このセッションのアクティビティはアカウントにリンクされないため、ホームのおすすめに影響しにくくなります。
再生履歴をオフにするのとどちらがよいですか?
一時的に履歴を残したくないだけならシークレットモードが手軽です。再生履歴をオフにしたままだと、トップページのおすすめなどの機能が無効になりやすくなります。
パソコンでもシークレットモードは使えますか?
公式ヘルプのこの案内はモバイル デバイス向けです。パソコンでは再生履歴を一時的にオフにするか、見た動画をあとから削除する方法を使ってください。


