YouTube Music の音質は、Premium のメンバーなら設定の「データの節約」で選べます。選択肢は低音質(上限 48 kbps)、標準(上限 128 kbps)、高音質(上限 256 kbps)、常に高音質(256 kbps)の4つで、どれも AAC か OPUS です。何も選ばないと、住んでいる地域の「標準」が自動で使われます(2026年10月時点の YouTube Music ヘルプ)。
「YouTube Music は音が悪い」と感じたら、まず設定を見てください。初期設定のまま使っている人は、高音質の半分のビットレートで聴いていることになります。この記事では、2026年10月に確認した YouTube Music の公式ヘルプをもとに、音質の設定方法をまとめます。
音質のビットレート早見表
| 設定 | ビットレート | 特徴 |
|---|---|---|
| 低音質 | 上限 48 kbps AAC / OPUS | データ使用量が最小 |
| 標準(デフォルト) | 上限 128 kbps AAC / OPUS | 選んでいないときはこれ |
| 高音質 | 上限 256 kbps AAC / OPUS | データ使用量が多め |
| 常に高音質 | 256 kbps AAC / OPUS | 電波が悪いときも高音質を維持 |
「高音質」と「常に高音質」の違いは、電波が弱いときの動きです。「高音質」は上限が 256 kbps なので、つながりにくいときは下がることがあります。「常に高音質」は接続状態が悪くても高音質を保ちます。そのぶん、電波の悪い場所では読み込みに時間がかかる可能性があります。データ量も多くなるので、モバイル回線で選ぶときは契約の容量と相談してください。
ストリーミングの音質を変える手順
Wi-Fi とモバイル回線で、別々に設定できます。
- YouTube Music アプリでプロフィール写真をタップします。
- 設定から「データの節約」を開きます。
- 「Wi-Fi 使用時の音質」または「モバイル ネットワーク使用時の音質」を選びます。
- 使いたい音質を1つ選びます。
おすすめは、Wi-Fi は高音質、モバイル回線は標準のように分ける使い方です。データ量が心配なら、同じ「データの節約」で「Wi-Fi 接続時のみストリーミング」をオンにすると、モバイル回線では再生しなくなります。
一時保存の音質は別に設定する
オフライン用に保存する曲の音質は、ストリーミングとは別の場所で決めます。
- プロフィール写真をタップし、設定から「一時保存とストレージ」を開きます。
- 「音質」をタップします。
- 端末の容量消費が最小(48 kbps)、デフォルト(128 kbps)、容量消費が多め(256 kbps)から選びます。
ここで大事な注意があります。一時保存の音質を変えても、すでに保存した曲の音質は変わりません。変更が反映されるのは、それ以降に保存する曲だけです。高音質にしたいなら、設定を変えてから曲を保存し直す必要があります。曲をたくさん保存する前に、まずこの設定を済ませておくのが近道です。
音質を選べるのは Premium だけ
公式ヘルプによると、ストリーミングと一時保存のビットレートを選べるのは YouTube Music Premium のメンバーです。Premium には、広告なしの再生、バックグラウンド再生、最大30日間のオフライン再生も含まれます。契約を見直したいときは YouTube Premium の解約方法 も参考にしてください。
スマートウォッチやつながりにくい場所では
- Wear OS のスマートウォッチで YouTube Music を使う場合、再生はすべてビットレート 128 kbps の AAC です。
- YouTube Music Premium のメンバーであっても、ポッドキャストでは音声広告が流れることがあります。
- 音声のみモードは、ポッドキャストならメンバーシップに関係なく使えますが、すべてのコンテンツで使えるわけではありません。
使い方別のおすすめ設定
| 使い方 | Wi-Fi の音質 | モバイルの音質 | 一時保存の音質 |
|---|---|---|---|
| 音にこだわりたい | 常に高音質 | 高音質 | 容量消費が多め(256 kbps) |
| バランス重視 | 高音質 | 標準 | デフォルト(128 kbps) |
| データと容量を節約 | 標準 | 低音質 | 容量消費が最小(48 kbps) |
表のビットレートはどれも公式ヘルプの数字です。どれを選ぶかは好みですが、モバイル回線で常に高音質を選ぶと、データ量が多くなる点だけは意識しておきましょう。
YouTube の動画アプリとの違い
YouTube の動画には、音量の差をならす「一定音量」という機能がありますが、公式ヘルプによると、YouTube Music と公式ミュージック ビデオではこの機能はオフになっています。音楽は、音の強弱をそのまま聴けるようになっているということです。YouTube の動画アプリで音楽を聴いていて物足りなく感じたら、YouTube Music のアプリで高音質を選んで聴き比べてみてください。
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動画を読み込まない「音声のみモード」
電波が弱い場所で音が途切れるなら、音質を下げる前に「音声のみモード」を試す価値があります。動画を読み込まずに音楽やポッドキャストだけを再生するので、接続が不安定なときでも聴きやすくなります。
- YouTube Music アプリで右上のプロフィール写真を選びます。
- 設定から「データの節約」をタップします。
- 「ミュージック ビデオを再生しない」と「ポッドキャスト動画を再生しない」をオンにします。
1曲だけ切り替えたいときは、再生画面の上部で「曲」か「動画」を選びます。曲にミュージック ビデオしかない場合でも、音声のみモードではその音声が再生されます。
私の結論
Premium に入っているなら、まず「データの節約」で Wi-Fi の音質を高音質か常に高音質に変えてください。それだけで、初期設定の 128 kbps から 256 kbps に上がります。オフライン用の曲は、音質を変えたあとに保存し直すことを忘れずに。電波の弱い場所で途切れるなら、音質を下げる前に音声のみモードを試してください。英語の解説は YouTube Music の音質(英語) にあります。
よくある質問
YouTube Music の最高音質はどれくらいですか?
高音質と常に高音質の設定で 256 kbps の AAC か OPUS です。初期設定の標準は上限 128 kbps です。
無料版でも音質を変えられますか?
公式ヘルプによると、ストリーミングや一時保存のビットレートを選べるのは YouTube Music Premium のメンバーです。
高音質と常に高音質の違いは何ですか?
高音質は上限 256 kbps で、電波が悪いと下がることがあります。常に高音質は接続状態が悪くても高音質を維持します。
一時保存の音質を上げたのに変わらないのはなぜですか?
保存済みの曲の音質は変わらず、設定の変更はそれ以降に一時保存する曲にだけ反映されるためです。保存し直す必要があります。
音質を選んでいないとどうなりますか?
自動的に、利用している地域の「標準」ビットレートが適用されます。


